HYKE


< CONCEPT >

HERITAGE AND EVOLUTION 服飾の歴史、遺産を自らの感性で独自に進化させる


< HISTORY >

1998 年に "green" を立ち上げ、デザイナーとして活動をスタートする。
FW 2005 より Runway Show で新作を発表。以後、SS 2009 の活動休止まで続く。
SS 2009 コレクションをもって活動休止。
FW 2013 コレクションより約3年間の休止期間を経て、ブランド名を "HYKE" に改め活動再開。
FW 2014 MACKINTOSH 社とのコラボレーションライン "MACKINTOSH × HYKE" をスタート。
(FW 2014〜FW 2016)
SS 2015 adidas Originals とのコラボレーションライン "adidas Originals by HYKE" をスタート。
(SS 2015〜FW 2016)
SS 2017 TOSHINOSUKE TAKEGAHARA BEAUTIFUL SHOES とのコラボレーションライン
"BEAUTIFUL SHOES × HYKE" をスタート。(継続中)
FW2017 CHACOLIとコラボレーションしたBagライン"CHACOLI×HYKE"をスタート。(継続中)
2017 年 10 月 THE NORTH FACE とのコラボレーションライン "THE NORTH FACE × HYKE" を発表。
(SS 2018〜FW 2019)
2017年11月 第35回毎日ファッション大賞、大賞を受賞。
2018 年 1月 HYKE の映像作品、INSTALLATION の為に制作した楽曲をアルバム"#1"として発売。
FW 2019 JULIUS TART OPTICAL とコラボレーションしたアイウェアライン "JULIUS TART OPTICAL × HYKE" を発表。
SS 2020 adidas とのコラボレーションライン "adidas by HYKE" を発表。(SS 2020、FW 2020)
2021年3月 THREEとのコラボレーション"THREE×HYKE"による、100%天然精油のルームフレグランスTHREE×HYKEAIRPLANNINGSCENTREVERSIBILITYを発売。
FW 2021 MONCLER が展開する MONCLER GENIUS に参加。
2021 年 9 月 4 MONCLER HYKE を発表。
SS 2022 PORTER (yoshida & Co., ltd.) とのコラボレーションライン "PORTER × HYKE" を発表。
FW 2022 Marbot とのコラボレーションライン "Marbot × HYKE" を発表。
SS 2023 KEEN とのコラボレーションライン "KEEN × HYKE" を発表。


HYKE OFFICIAL WEBSITE / ONLINE STORE & SNS OFFICIALWEBSITE/ONLINESTORE:
www.hyke.jp

INSTAGRAM:
hyke_official OFFICIAL WEBSITE INSTAGRAM




『T JAPAN』(https://www.tjapan.jp/より)

ストイックな職人デザイナーの作る「HYKE」の服
その服作りはぶれることなく進化する.HYKEが無二である理由.

古着のワークウェアやミリタリーウェアという
欧米のユニフォームをインスピレーションソースにしている「HYKE(ハイク)」。
ブランド「green」の頃から一貫している。

統一感をもってデザインされ作業に適した機能が備わっているユニフォームは、
生活になじみやすく、長く着ていても飽きがきにくい。

HYKEのデザインはその本質を損なわずに解体し、現代の服へと再構築している。

「greenの頃はどれだけ古着のよさを再現できるかを追求する面が強かった。
素材の粗さや、技術的にきれいに作れなかった風合い、綿、ポリエステル、ナイロンとさまざまな縫製の糸。
時代によって多種多様なそれらをとことん調べ、再現の方法を模索していました」

服の中でも古着のユニフォームというある意味狭い範囲を徹底的に掘り下げ、
マニアックに調べ尽くす。
そして納得がいくまで制作現場とやり取りする。
さらに一枚の古着をより深く突き詰めてそこから幾通りも着想する。
ふたりのストイックな職人魂はものづくりの信頼度を格段に高め、
私たちの着てみたい、買いたいという心の糸を震わせ続けた。

greenを人気絶頂時に休止. 


(資料として買い集めた古着はgreen時代のアーカイブとともにオフィスに大量に保管されている)

〜HYKEとして再スタートを切った。
シーズンテーマを設けず、コンセプトを絞り込んで、
古着のユニフォームを別の角度から捉えるように。

「自分たちが好きだった古着はレプリカを作り尽くし、繰り返し進化する中で、
少し変化をつける方向に進んでいることは確か」
と話す。

「変化して見えるのは、素材の幅が広がったことが影響していると思います。
greenのときは天然素材の強さや魅力を取り入れていましたが、
HYKEを始めると合繊など新素材の目覚ましい進化に面白さを感じました。
意識的にトライしています」。

かつてはシルクの軽さや柔らかさを求めても、日常性や価格を考えて断念していたが、
揺らぎのあるポリエステルを使うことで表現できるようになった。




FASHIONSNAP(https://www.fashionsnap.com/より)
活動再開ー

ブランドコンセプトは「Heritage & Evolution(服飾の歴史、遺産を自らの感性で独自に進化させる)」
ですが、基本的な服作りに対する考え方はずっと変わっていません。
ただ、一度休止していたこともあり、改めて丁寧に作りたいという気持ちがありました。
以前よりデザインはベーシックで、素材は特に丁寧に選んでいますし、
縫製など技術的な部分も基本から確認しながらやっています。

古いものに影響を受けて育ってきているので、自分たちが再び服を作ろうと思ったときに、
この世の中に存在しないような全く新しいデザインを生み出したいという考えはありませんでした。
どちらかというと、自分が影響を受けてきたものに対して自分たちなりの変化を付け加えたり、
元あるものから引き算をして新しいものをつくるという感覚のほうが強い。
影響を受けるものは古着であったり、もっと古い年代のものであったり、
それはその時によって変わってきますね。






VOGUE JAPAN(https://www.vogue.co.jp/より)

ーー素材がすごくスペシャルな感じがするので
それがベーシックなアイテムをグレードアップさせて他にはないものにしている気がします。

「ディテールが少ないと、素材に目がいくじゃないですか。
素材の雰囲気や魅力みたいなものをダイレクトに出せるという強みもありますが、
かなり気を使うところでもあります。」
「たとえばテーラードのジャケットはテーラードの工場に、というふうに専門の工場に出すようにしています。
そうするとすごく良く見えるように上がってくるんですよね。
縫製工場を営んでいた母のアドバイスでもありました。
プロフェッショナルな技術もデザインのひとつだと考えているんです。
同じパターンでも工場によって全然違うものが上がってくるので、
どういう工場にお願いしてどういう仕上げにするか、というところまでを考えながら進めています。」